なぜBフライトから抜け出せない?停滞期を突破する練習法

ダーツを続けていると、誰もが一度は感じる「伸び悩み」。特にBフライトのプレイヤーにとって、Aフライトへの壁は高く感じるものです。

「しっかり練習しているのに成長しない…」

そんな停滞期を抜け出すためには、単に投げるだけでなく、効率的な練習法が必要です。

今回は、BフライトからAフライトに近づくための具体的な練習法を3つ紹介します。


1. 無駄な力みを抜く「脱力スロー」の習得

Bフライトの多くのプレイヤーが陥りがちなのが、「力んでしまうこと」。

・力を入れて投げるほど、狙いがズレる ・腕だけで投げようとしてしまう

・フォームが安定せず、毎回違うスローになる

これを克服するためには、「脱力」がカギです。特に参考にしたいのが、トッププレイヤーのスロー。(私自身、宇佐美プロのフォームを研究してから、驚くほど安定感が増しました。)

まずは、

  1. グリップの力を50%くらいにする

  2. 手首の力を抜き、自然にしなるようにリリース

  3. 無駄な動きを減らして、シンプルなフォームを意識

この3つを意識するだけで、精度が大きく変わります。

 

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2. 狙うべき数字を意識した練習

Bフライトのプレイヤーがやりがちなのが、「闇雲な練習」。

例えば、 ・ブルだけ狙って延々と投げ続ける ・クリケットナンバーを適当に投げる

この方法では、効率的にAフライトへは近づけません。では、どうすればいいのか?

おすすめなのが「狙うべき数字を意識したダーツの練習」です。

 

【具体的な練習方法】

✅ ブル練習:ダーツを3本中1本をブルに入れることを目標にする

✅ 01練習:501なら7投以内に0点にするという意識で練習。

クリケット練習:トリプル狙いせず、シングルに3本入れることを当面の目標にする。

 

「ただ投げる」のではなく、「意識して投げる」ことで、飛躍的に成長します。

今自分がこの理想とどれだけかけ離れているかを知らないと向上できないですからね!

 

また、Bフライトの人であれば、01とクリケットがレーティングを構成するのをご存じかと思いますので、Aフライトに必要な具体的な数値を理解しておくことも重要です。

 

🔹 01ゲーム(ゼロワン)のPPD(Points Per Dart 1投あたりの平均得点):25.95以上

🔹 クリケットゲームのMPR(Marks Per Round ラウンドあたりの平均マーク数):2.81以上

 

この数値を意識しながら練習することで、闇雲に投げるのではなく、Aフライトに向けた効果的なアプローチが可能になります。

また、カウントアップにおいても01の数値に基づいて投げるとすれば、

1ラウンドあたり、80点、24本投げ終わったときに大体640ポイントをコンスタントに取ることができればAフライトのレベルになれるイメージですね!

これは、3本中1本は少なくともブルやトリプルが入らないと出ない数値なので、Aフライトを目指すならば、今後はワンブルはキープし、ロートンやハットトリックを狙うことが重要となってくるわけです。

01であれば、501ならば7~8投目で0点にするのを目標としなければならないですね。

 

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3.「メンタル強化」も忘れずに

ダーツは技術だけでなく、「メンタル」の影響が大きいスポーツです。Bフライトのプレイヤーがよく悩むのが、

・大事な場面で手が震える

・プレッシャーで狙ったところに投げられない

・相手が強いと自分のプレイが崩れる

これを克服するには、「ルーティン」を取り入れるのが効果的です。

私が実践している方法は、

  1. 毎スローの前に深呼吸をする

  2. ルーティンの動作(例えば、ダーツを持つ前に手を一度開閉する)を決める

  3. 結果ではなく、「良いフォームで投げること」を意識する

これだけでも十分変わってきます。


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まとめ

BフライトからAフライトへ進むためには、単なる投げ込みだけではなく、

✅ 脱力スローを習得する

✅ 的を意識したターゲット練習をする

✅ メンタルを鍛える

Aフライトに必要なPPD 25.95 / MPR 2.81を理解し、数値を目標にする

この4つが重要です。

「なかなか上達しない…」と感じている人は、ぜひ今回の練習法を試してみてください!

少しずつでも確実に、Aフライトに近づくはずです😊