この記事では、ダーツのBフラ(Bフライト)の悩みから脱出する方法について書いています。
「ダーツ Bフライト」と検索すれば、Bフライトダーツプレイヤーの悲哀や悩み、そして解決方法がたくさん出てきますよね!
「カウントアップで昨日は550点出たのに、今日は350点。」
「ダブルを狙ったのに、全然違うセグメントに刺さってしまう。」
「どうして3本とも同じところに入らないんだろう?」
「Aフライトの人たちと自分は何が違うんだろう?」
私自身、カウントアップ400点前後をさまよい、01ゲームでは平均50〜60点程度でつまずいていましたし、今でも調子が悪いときも普通にブルすら入らないことなんてしょっちゅうです。
本記事を見ていただき、参考になる部分が一文でもあったら幸いです。
【目次】
- 方法①:ダーツを投げる自分のフォームを客観視
- 方法②:狙い過ぎないシンプルな戦略
- 方法③メンタル面の強化=同じ動作の繰り返し
- まとめ:コントロールミスを克服して、Aフライトへ
- おススメの関連記事はこちら
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方法①:ダーツを投げる自分のフォームを客観視
Bフライトでは、投げるたびに姿勢が変わりやすく、「昨日できたことが今日できない」ということがよくあります。
平均スコア50〜60点の壁を超えるには、再現性のあるフォームと脱力スローが不可欠です。
いつも同じように投げていると思い込んでいることが多く、
客観的にみる(動画にとってみる)と全然フォームがバラバラになっていることに気づかされます。
解決策:スマホでカウントアップ1ゲーム分をの動画を撮ろう!
・まずは客観的な目で見て、同じように投げれていない自分を認める。(重要)
・そのうえで、スローラインの立ち位置、スタンス、セットアップ(ダーツを構える)、テイクバック、リリース、フォロースルーまでを動画を見て観察。
・特にテイクバックからリリースにかけて、腕を90度に曲げた位置から前で矢を離しているとダーツは大体下にしか飛んでいかないのを確認できるか。(90度より手前でリリースできていれば矢は放物線を描くのでまだマシ。)
・自分で決めたリズムでセットアップからフォロースルーまで投げれているか。
・ブルを狙おうとして、ちゃんとブルに入った良いスローの特徴を自分なりに観察する。
ひとまず以上を、動画を見て確認してみてください。
動画を撮るときは、
・自分の真後ろ
・斜め後方
・真横
などいろんな位置からそれぞれのフォームをとってもらうとより多角的に自分のフォームが観察できますよ!
また、上級者やダーツバーのマスターなどに撮った動画を見てもらって、アドバイスを受けることで、自分では到底気づけなかったクセや悪い部分を指摘してもらえるはずです。
これだけでも、1ゲームで多くの事を学び取れて、短時間で内容の濃い練習になります。
できるだけ、体から力を抜いて、脱力スローを心がけてもらいたいところですが、
脱力スローについては、こちらの記事で解説していますので、合わせてお読みいただければ理解が深まります。
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方法②:狙い過ぎないシンプルな戦略
Bフライトの典型的な罠は「できもしないのにカッコつけてトリプルばかり狙いすぎる」こと。
01ゲームで早くフィニッシュしたいとか、クリケットで5マーク以上のアワード(ダン!ダン!ダン!!ってやつとか、馬が嘶くやつとか)が見たいという焦りから、確率の低いトリプルに執着してしまいがちです。
解決策:基本はブル。その日の調子で、ブルより上か下のどちらかに飛びやすいかで作戦を考えよう。
・トリプルよりもブルのほうがセグメントが大きいことを認識しましょう。
だからブルを狙うのが基本。
・ブルよりも上に行ったり、下に落ちがちだったり、その日の調子に特徴があることが多いので、20や19など、調子が良いほうを狙うと良いでしょう。
・トリプル狙いだとスコアやレーティングにムラができやすく、一生Bフライトをさまようことになりますので、クリケットの場合はシングル(同じ20でもシングルは大小2つのセグメントがある)に3本連続で同じ場所に入れることをゴールにし、トリプルは入ったらラッキーくらいの気持ちでスローするとよいでしょう。
・Aフライトのスコアは、毎ラウンド80点必要です。1ブル+2本合わせて30点。
ブルが入ったら姑息に19を二本とか狙いたくなりますが、狙う位置が変われば、リズムや態勢も崩れやすくなることを認識する。(王道は同じようにブル狙い)
カウントアップでブルを狙う練習の重要性:
Aフライトプレイヤーになるための最短ルートは、実はトリプル20ではなく「ブル」を安定して狙えるようになることです。理由は簡単です:
- ブルは盤面の中心にあり、基本的な照準合わせの基準点になる
- ブルを狙う練習は、正確なエイミングの基礎を築く
- ブルを安定して狙えるようになると、他のエリアへの応用が効く(ブルを起点にして軽く上体を上下左右にひねればいいだけだから)
実践練習:カウントアップでブルを狙う練習
基本はやはりカウントアップ。
肩慣らしのつもりで、各ラウンド3本のダーツをすべてブルに向けて投げ、ブルに当たった本数をカウントします。
カウントアップは(飽きやすいが)すべての基本なので、毎日最低5セットは行いましょう。
半分以上ブルに入るようになれば、Aフライトへの基礎がついたと考えていいと思います。
Phoenixで【ダーツ道場】という80ラウンドひたすらカウントアップしまくるゲームもありますが、力みやすいBフライトがチャレンジすると、腱鞘炎の原因にもなるので、チャレンジはほどほどに・・・。
方法③メンタル面の強化=同じ動作の繰り返し
Bフライトでは、カウントアップで300〜600点を行ったり来たりするなど、スコアの浮き沈みが激しいです。
これは技術的な問題だけでなく、メンタルの影響も大きいかもしれません。
といっても、人というのは同じ動作を繰り返すと精神が安定するという特徴がありますので、メンタルの安定というのは、投げる場所が変わっても同じ動作が繰り返せるかどうかということになります。
たとえは良くないですが、貧乏ゆすりをするのは、同じように体を揺らすことで無意識に精神安定を狙っているからなんですね。
解決策:
- 1投1投の集中:過去の失敗や将来の心配より、今この1投だけに意識を向ける
- 開き直りの精神:たかがBフライト、自分のプレイを見ている人なんていないくらいの気持ちで臨む=リラックス効果
- 呼吸法の活用:投げる前に深呼吸をして、リラックスした状態で臨む
うまくいかない時は、一旦投げるのをやめて、スローラインに自然な直立姿勢で立ってみて、今、体のどこが力んでいるのか全身を観察してみましょう。
力んでいるところをマッサージしたり、回したり、だらんと垂らしたりして、極力リラックスした状態で、ダーツを構えるほうが意味のある練習になります。
筆者は肩が凝りやすいので、意識的に肩を回して血行を良くしてから投げています。
アルコールは適量ならリラックス効果が期待できますが、
飲みすぎたり、気分が乗らない時は、次に引きずる前にさっさと練習を切り上げてしまいましょう。
呼吸と動作の同期
人が意識できる数少ない事に、呼吸があります。
ダーツのスローと呼吸がかみ合わないと、嫌なタイミングで矢をリリースすることになります。
例えば息を吸いながらテイクバック、息を吐きながら腕を前に出してリリースとフォロースルーなど呼吸と動作を同期させるのって意外と大事です。
- スタンスを取ったら、まず深呼吸を1回。
- ダーツを構えながら、ゆっくり息を吸い
- テイクバックしながら息を止めます
- リリースと同時に、ゆっくり息を吐き、フォロースルー
のように、自分の中で呼吸方法を確立することで、いつも同じ動作をこなすようになるはず。
まとめ:コントロールミスを克服して、Aフライトへ
Bフライト(カウントアップ300〜600点、01ゲーム平均50〜60点)からの脱出には、次の3つのポイントが参考になるかもしれません:
- スタンスとフォームの再現性を高め、脱力スローでコントロールを安定させる
- 無理な狙いを避け、シンプルな戦略で安定性を優先する
- メンタルの安定=同じ動作の繰り返し
完璧なプレイヤーになる必要はありません。大切なのは「前より少しだけ上手くなる」という意識かもしれません。ダーツは楽しむものですから、肩の力を抜いて、自分のペースで上達していきましょう!
私もまだまだ安定せず、Bフライトに戻ることもあります。でも、一度Aフライトを経験したことで、「また戻れる」という自信が生まれました。
皆さんも、焦らず、でも諦めず、一緒にレベルアップしていきましょう!
今回の記事のほかにもおススメの記事もご用意していますので、興味があればぜひこちらもご覧ください。
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