ダーツのAフライト(Aフラ)とは?覚えるレーティングは1つだけ!

メンタル・考え方

本記事は、ダーツのAフライト(Aフラ)とは?覚えるレーティングは1つだけ!というテーマで書いています。

知らないうちにAフライト=ダーツの上級者になるために、必要最低限のレーティングの考え方について解説します。

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【ダーツのAフライト】覚えるレーティングはこれだけ!

Aフライトとは、ダーツの中級~上級者のこと。(実際になってみると未熟感半端ないですけど・・・)

Aフライトを目指すなら、下の図のレーティングとスコアをインプットしましょう!

Aフライトとは?

01ゲーム(ゼロワン)PPR80以上 or PPD25.95以上

クリケットMPR2.90以上

ダーツライブならレーティング10、フェニックスならA14以上をAフライトと呼びます。

クリケット、01ともに安定して出せるあなたは、Aフライト級の実力があり、周囲から見てもダーツが上手な人と思われるはずです!

ダーツのレーティングは、専用のカードがなくても、ゲーム終了後にレーティングとスコアが表示されます。

専用のダーツカード を購入すればダーツライブやPhoenixそれぞれのサービスを受けることができるので楽しさが広がります。

これまでのデータが蓄積されきて、実力が上がっているのか下がっているのかがわかるのも便利です。

公式サイトにはレーティング表があり、細かく分類されていますが、Bフライトプレイヤーはまずこの数値だけを覚え、目標にします。

ダーツのレーティングを1つに絞る理由

1つのレーティングだけを意識し、それ以外を捨てる理由は次の3つです。

①Aフライトの称号を得るため。

当たり前ですが、Aフライトになりたいからです!

この数値より高ければ、Aフライト、

低ければBフライト進行中ということになります。

01はワンブルを安定して狙えており、クリケットは3本が安定してシングルに入り、3本中1本がトリプルに入れられれば、知らないうちにAフライト!になるのです。

実際のところは、01かクリケットのどちらからのスコアが偏っていて、足りない方のスコアを補填していてAフラになっている方も多いと思います。

②レーティングを気にしすぎて、知らないうちにマナー違反している可能性があるため。

レーティングを気にしすぎると、自分のスコアばかりに集中し、試合での本来の戦い方を見失ってしまうことがあります。

カウントアップでは明らかに無理なトリプル狙いばかりを繰り返し、試合では全く通用しない投げ方になってしまうことがあります。

また、クリケットでは相手の戦略を無視し、自分のスタッツのためだけに無理なトリプル狙いを続けてしまうことも。

これでは、試合で勝つためのスキルが磨かれません。

試合では、相手との駆け引きや戦略が重要です。

レーティングばかりを意識すると、相手のプレイスタイルを無視し、自分の数値を守るための投げ方になってしまいがちです。

例えば、相手がクリケットでシングルを積み重ねて戦略的にプレーしているのに、自分はトリプル狙いをやめられず、結果として負けてしまうというケースもあります。

こうした状況では、試合で勝つための本質的なスキルが身につきにくくなります。

③ダーツカードはデータ管理のためにあり、レーティングを上げるためのものではないため。

ダーツカード を使う目的は、プレイ履歴の管理や機種ごとのサービス利用です。

レーティングを意識することは大切ですが、囚われすぎるとダーツの本来の楽しさを見失ってしまいます。

勝ち負けよりもレーティングばかりを気にしてしまうと、相手との駆け引きを楽しむ余裕がなくなり、結果としてダーツの面白さを感じられなくなってしまうのです。

ダーツは単なる数値のゲームではなく、技術と戦略を駆使して勝つスポーツです。

レーティングだけを意識するあまり、試合での勝負勘や適応力が育たなくなってしまっては、本末転倒です。

レーティングで意識すべきこと・やめるべきこと

①意識すべきこと

自分の平均スタッツを把握し、目標に向けて微調整する
01では「残り100点までをいかに早く削るか」を意識する
クリケットは3本シングルに入れることを最優先する
安定して01のPPR80、クリケットMPR2.90に届くかをチェック

01では、各ラウンド80点以上を取るのが基本。

ワンブル(50点)は必須レベル。

19や20のトリプル(57点・60点)を狙う選択肢もあるけれど、Bフライトの段階ではフォームが安定していないことが多いので、まずはブルを狙うフォームを固めることを最優先しましょう!

クリケットでは、トリプルを狙う意識は大切ですが、3本ともちゃんとシングルに入らないとマークも得点も伸びません。

まずは3本確実に狙ったエリアに投げられるようにすることが、安定した戦いにつながります。

②意識しなくていいこと

1試合ごとの勝敗にこだわる(勝ってもスタッツが悪ければ意味なし)
たまに出た自己ベストに執着する(安定した数値の方が重要)
他人のフォームやクセを真似しすぎる(自分の投げ方を固める方が大事)

勝ち負けにこだわること自体が悪いことではないんです。

ダーツは競技であり、勝たなければ面白くないのも事実。

レーティング度外視で勝ちに行くべきです。

最低なのは、負けて「レーティングが・・・」と態度や言動に出すこと。

大事なのは、勝つにせよ負けるにせよ、Aフライトの基準となるスタッツを安定して出せるかどうか。

勝負にこだわりながら、結果としてAフライトレベルの数値を出せることが理想です。自分との戦いを優先し、結果勝負に勝って、レーティングもそれに伴って上がれば最高ですよね!

補足:80%スタッツと100%スタッツの違い

ダーツライブでは、プレイヤーの実力を評価する際に「80%スタッツ」と「100%スタッツ」の2種類の指標が使用されています。

これらはゲーム中のどの時点で成績を確定するかに違いがあり、実際にどのタイミングでレーティングやスコアが評価されるかを理解しておきましょう。

① 80%スタッツ

80%スタッツは、ゲームが進行している途中での評価を反映します。

80%スタッツが適用されるのは以下のようなケースです。

・01ゲーム(例:501)

ゲーム開始時から80%を消化した時点で成績が確定します。

例えば、501ゲームの場合、残り100点以下になった時点で、その時点でのスコアがスタッツに反映されます。

それ以降にどれだけ点数を取っても、80%スタッツには影響しません。

・クリケット

クリケットゲームでは、6つのナンバー(15~20、ブル)がすべてオープンした時点で、80%スタッツが確定します。

確定時点でのプレイヤーの成績がスタッツとして反映され、その後のプレイは影響しません。

100%スタッツ

100%スタッツは、ゲーム終了時に最終的な成績が反映されます。

ゲーム終了までのすべての投げを加味して、最終的なレーティングが算出されるため、より精確に実力が評価されます。

  • ゼロワンゲーム:
    501ゲームの場合、残り点数がゼロになった時点で最終的なスタッツが確定します。全体のプレイを通じてのスコアが反映されるため、途中での誤差やミスも最終的には調整されます。

  • クリケット:
    すべてのナンバーをオープンし、かつ相手のナンバーを完全にクリアした後、ゲームが終了すると、100%スタッツが確定します。これにより、クリケットでの最終的な得点がすべて評価されます。

Phoenixには80%と100%スタッツの区別はありません。

Phoenixのスタッツはゲーム終了時にそのまま確定し、進行中の段階で成績が確定することはありません。

例えば、ゼロワンゲームでは、ゲームが終了した時点でそのままスコアが反映されます。

途中での成績が評価されることはなく、最終結果だけがスタッツに記録されます。

これにより、プレイヤーは試合終了時の結果を基に自身の実力が評価されることとなります。

したがって、DARTSLIVEに見られるような途中経過でのスタッツ区分(80%スタッツ)という仕組みはPhoenixには存在しないため、ゲーム終了時の数値がそのまま反映される点がDARTSLIVEとPhoenixで異なります。

まとめ:Aフライトなるために意識すべきレーティングは一つだけ。

Aフライトの基準は01のPPR80以上、クリケットMPR2.90以上!
残り100点までをスムーズに削れるように意識しよう!
クリケットは3本シングルに入れる意識を最優先に!
試合の勝ち負けより、まずは安定したスタッツを目指そう!

「気づいたらAフライトになってた!」そんな状態を目指して、今日もコツコツ練習していきましょう😊

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