ダーツの自宅練習は意味がない!?

練習・上達法

この記事は、

  • 自宅でダーツを練習するか迷っている方
  • 自宅にダーツボードを置こうか迷っている方
  • 自宅でダーツを練習して、こっそりライバルを出し抜こうと考えている方

のために書いています。

自宅での練習は、誰にも見られず、自分の投げ方をじっくり確かめたり、上級者からもらったアドバイスをかみ砕いて試すには最適ですよね!

ただし、最終的な仕上げはダーツバーや試合という本番環境ですし、自宅で鍛えたフォームは果たして実践的と言えるのでしょうか?

この記事では、自宅練習での疑問や誤解、本当の意味で実力をつけるための考え方について整理します。

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靴下や裸足での投げ方は実践的か?

自宅でダーツを練習するとき、多くの人は靴下や裸足で投げていますが、実際のダーツバーや試合では靴を履いた状態が基本です。

わずかな違いですがが、実は大きな影響を与えます。

靴を履くことで足の高さや踏ん張り方が変わり、重心の位置も微妙に変わります。

自宅での裸足や靴下での感覚に慣れてしまうと、実戦で靴を履いた状態で投げたときにフォームが狂いやすくなるのです。

「家では入るのに店では入らない」という現象です。

自宅練習でいくらうまくいっても、足元の違いから、実戦ではうまく投げられなくなる場合もありえます。

床からダーツボードの高さは正確に測っているか?

もしも店のダーツマシンが自宅に設置できるなら、より実践的なフォームが身につけやすいですが、多くの人はダーツライブホームなど市販のダーツボードを購入して家に設置していることが多いです。

公式ルールでは、ブルの中心が床から173cmの高さにあることが定められています。

しかし、自宅では専用の金具や測定器具を使わずに、目測や適当な高さでボードを取り付けてしまいがちなため、わずか数センチの高さのズレはフォームや狙い方に大きな影響を与えます。

高さが合っていない状態で自宅練習を続けると、ダーツバーや試合での感覚と合わず、フォームが崩れてしまうこともあります。

一方で、店でのダーツマシンは高さや距離が一定に保たれているため、実際の試合環境に近い状態で投げることができます。

近所迷惑問題~ダーツの音は意外とうるさい 

自宅練習の落とし穴のひとつが「音の問題」です。

ダーツライブのエフェクト音をゼロにしても、矢がボードに刺さる「パスッ」という音と衝撃は思ったより大きいものです。

ダーツボードを壁に直貼りすると、振動が壁を通じて隣室に響くことで近所トラブルに発展する可能性も。特に集合住宅では深夜の練習は避けるべきでしょう。

「やみくもな自宅練習=ただの近所迷惑」にならないよう、環境面にも配慮しましょう。

防音マットや専用スタンド の使用は必須です。

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自宅練習で完成したフォームは実践的?

自宅という人の目がない場所での練習は確かに集中できるものの、実際のダーツバーや試合の環境とは大きく異なります。

足元の感覚、照明、周囲の騒音、緊張感など、いろんな要素が影響を及ぼす実戦環境に比べると、自宅は非実戦的と言わざるを得ません。

自宅で完成させたフォームは自宅専用フォームであり、実践で使えないことも多いです。

本当に上達したいなら、実戦に近い環境での練習や経験が不可欠だと言えます。

自宅練習=アドバイスを自分に落とし込む時間

自宅は、実戦とは異なる環境とは言いましたが、自宅練習が無意味というわけではありません

ダーツバーや試合でアドバイスを受けても、即座にフォームを変えるのは難しいもの。

アドバイスに基づいてフォームを体に染み込ませるためには、自分だけの空間で何度も繰り返し練習し、感覚を整理する時間=内省が必要です。

内省の時間があるからこそ、アドバイスを自分なりにかみ砕き、自然なフォームに近づけることができます。

自宅練習を、「理解を深めるための大切なステップ」と考えれば十分意味があると言えます。

漫画喫茶での一人練習も内省のための時間

漫画喫茶での一人練習も、自宅練習と同じく周囲の目が気にならない環境で、自分のフォームを振り返り、改善点を探るのに適しています。

しかし、人の目があるダーツバーや試合環境とは異なるため、身につけた感覚を実戦で活かすには限界があります。漫画喫茶の練習も実戦経験とセットで考えましょう。

ただ、漫画喫茶は、隣で投げている上級者に勝負を挑める可能性もあるため、自宅での一人練習よりは実践的です。

自宅練習は内省の場、ダーツバーや試合は実践の場

自宅練習は、自分のフォームや投げ方を見つめ直し、改善点をじっくり考える内省の場です。

周囲の目を気にせず、自分の感覚と向き合う時間を持てることは上達に欠かせません。

しかし、最終的に自身のフォームを完成させ、試合で成果を出すには実践の場での経験が不可欠です。

ダーツバーや試合の環境は、照明や音、他人の視線、緊張感など、自宅では味わえない多くの要素が含まれています。

実戦環境に身を置き、そこでしか得られない感覚や経験を積み重ねてこそ、真の実力が身につくのです。

自宅練習はあくまで「理解を整理し定着させる場所」であり、本当の実践はダーツバーや試合にあるということをお伝えしました!

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